真冬の八甲田山で樹氷を見に行ったが、視界不良で見れなかった話。【旅備忘録】
先日、青森県の八甲田山に行ってきました!
なんですが、めっちゃ天気悪くて樹氷はほとんど見れず(;_;)!
そして寒すぎて、数分しか滞在できず…(;_;)。
その様子も、参考になるかもなので、レポートかきたいと思います!
八甲田山の場所・行き方
八甲田山は、青森県青森市にある山です。冬場は、スキーやボード客にとっても人気です。
山麓駅というところまで、車で行くことができ、そこからはロープウェイに乗って山頂まで行きます。そのロープウェイを降りるとすぐに、樹氷を見ることが出来るため、その美しい樹氷を見るため、多くの人が集まります。また、ロープウェイを降りた先は、スキー場にもなっているため、大変賑わっています。
空港からは車で1時間弱。
行ったのは2月の初旬で、道路に雪が残っている場所もありましたが、基本的には除雪されているので、通行には問題ありません。ただ、冬場は通行止めになる道もあるので、HPなどで予めチェックしておくことをオススメします。
Googleマップでオススメしてくる道路は、雪がすっぽりかぶって、そこが道なのかも分からないレベルだったので…出来るだけ大きな遠路を通って行きましょう。
八甲田山に到着!
山麓駅からロープウェイに乗ります
山麓駅で車を止めて外に出るとかなり寒い!
雪山に来たな!!と実感します。
チケットを買い、ロープウェイを待っていると、お客さんがどんどん並んできます。
並んでいる人の8割はボード客、2割が観光という感じでした。
ゴンドラが降りてきました!
100人程乗れる、大きめサイズです。お客さんもたくさんだったので、結構ぎゅうぎゅうに乗り込みます。
お〜!壮大!
雲の隙間に、なんとか青空も見えています!ワクワク!
…
が、山頂が近づいてくると…
なにこれ、真っ白やんΣ(・∀・;)
私たち、ゴンドラの一番前に乗っていたのですが、それでも、視界が悪すぎて、数m先のロープウェイのケーブルが見えない…。先行きがとっても不安になります。
そして、10分程登って、山頂に到着しました。
凍りつく山頂駅(笑)。
寒すぎて溶けるタイミングないんやろうな〜(^_^;)
だけど、寒さを象徴してて、私的には結構テンション上がった景色でした!
11:00山頂到着
山麓駅でさえ寒いと思ってたけど、それとは比べ物にならない寒さです。とにかく風が強い。これは天気にもよると思いますが、山頂なめてはいけません!笑
で、先程もお伝えした通り、視界が相当悪かったので、山頂レストランで待機することにしました。
そこの窓から見た景色が、こんな感じ。
まじで、視界悪すぎ!笑
あの、人がたくさんいるすぐ向こうに、樹氷が見える…はずなんですけどね。逆を言えば、駅を降りてすぐに樹氷が見られるって、本当にすごい!そりゃ人気スポットになるわ〜!
一緒のゴンドラに乗ってたツアーの人たちは、樹氷の前で記念撮影をし、滞在時間は20分程で、早々と次の便で降りて行きました。めちゃくちゃ寒いので、長い時間外にいれないので、それが正解かも。
ロープウェイは、臨時便が出ていて、13分ごとにありました。
私たちは、せっかく来たし、すぐ帰るのはもったいない!それに、もしかしたら、青空が見えるかも…!!と淡い期待を持ちつつ、レストランでお昼ごはんを食べることにしました。
山頂レストランでランチ
レストランは、山頂駅の二階にあり、11:00にオープンします。全部で40席くらいで、そんなに広くはありません。食事メニューは全部で10種類くらい。
私たちは、『山頂カレー』と、『肉そば』を注文。
こちら肉そば。出汁が美味い〜!
こちらが山頂カレー。このカレーの特徴は、山型のライスと、レーズン&ガーリックフライのトッピングです。普通に美味しい!
両方900円とやや割高な山頂料金でしたが、なんでこう、雪山で食べる食事って美味しいんでしょうね。旅の思い出にもなりました。
いざ!樹氷へ!!
一向に視界は良くならないのですが、ひとまず見に行ってみることにしました。
視界の悪さは、だいたいこんな感じ。
マジで見えん。
で、風が強く、雪が体に突き刺さってきます。笑ってしまうほどの寒さです。笑
向かい風方向には立ってられません。
歩いていくと、一応樹氷がありました。
これ、バックが青だったら、めっちゃ綺麗やろうに…(;_;)
樹氷の表面はこんな感じ。
触ってみたんですが、寒すぎて、触った感覚をもう忘れちゃいました(;_;)笑。
雪自体はさらっさらです。ボードで滑ったら、めっちゃ気持ちよさそう。ただ、スーパー寒いだろうけど。
風が当たってない後ろ側は、木の枝が見えています。
同じ方向から強い風が当たりまくっている、ということが見て取れます。
結構大きいんですよ。
まじ、笑えるくらい、寒い。笑
寒いというか、痛い。
立ってられない程の強風。
向かい風方向には、まじで立ってられない。
そんな感じだったので、5分ほどはしゃいで、下山することにしました(笑)。
下山します
下りのロープウェイは、結構すいています。行きはぎゅうぎゅうだったので、ほとんどスキー・ボード客だったということですね〜。
ゴンドラの窓際にはこういったプラスチックの板があります。外は極寒なので、窓がすぐに凍ってしまいます。外も見えないので、これを使って、ガラスついた氷を削り取ります。
うん、晴れてればな〜。
晴れてればな〜。
ちなみに、この鉄塔は全部で4本あるみたいです。乗務員の方が、さっきのプラ板で窓をガリガリやりながら、説明してくれました。
真ん中地点で、登りのゴンドラとすれ違います。
向こうは満員ですね。
そんな感じで山麓駅へ到着。
温かく感じるわ。
多分山麓駅でさえマイナスの世界なんですが、風がないだけで、ぜんっぜん温かい。
以上、晴れてほしかったな、という話でした。
その他/備忘録的な
・携帯の電波はドコモ、ソフトバンク共に問題なく繋がる。
・服装は出来る限りの防寒を。周りスキー客ばっかだから、ボードウエア着てっても全然浮かない。むしろ、ふつうのコート着てる人の方が浮く。心配になるレベル。
・耳、顔、手…風が強い日は出来る限り隠す努力を。
・山麓駅で長靴借りれるらしい(すぐにロープウェイに乗ったため、未確認)。
・基本的に雪道を歩くので、防水防寒の靴または長靴、スノーブーツは必須。
・ゴンドラ内と外の気温の差が結構ある。→カメラの寒さ&湿気対策必要。私は下の写真のように対策。(レンズはプチプチで巻いてある。)多分気休めにしかならなかった。でも、実質カメラを出して撮影していた時間は5分位だったので、そこまで影響なかったかな。乾燥剤も持ってったけど、ほぼ湿気吸わず。寒さより、雪混じりの鋭い風が直接当たらないように守ってた。
▼こちら、SOREL(ソレル)のスノーブーツです。これ履いて山頂行きましたが、しみません、寒くありません。オススメです。
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以上、『真冬の八甲田山で樹氷を見に行ったが、視界不良で見れなかった話』でした。
やじま〜る。
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▼去年の今頃は網走に流氷を見に行ってました。こっちも極寒。
▼これも極寒地域。それでも行ってよかった景色があった。
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