【旅行記】北信州③〜地獄谷野猿公苑で超可愛いスノーモンキーを見る〜
数日あきましたが…北信州の旅行記です。前回までの旅行記では、出発し善光寺を観光し、蕎麦とおやきを食べたところまで書きました。その後、レンタカーを借り、湯田中方面へ出発し、念願の猿に会いに行きました!
私が行ったのは、2月23日(木)の14:30頃です。行かれる方の参考になれば嬉しいです。
- 世界で唯一、温泉に入る猿が見れる場所「地獄谷野猿公苑」
- 地獄谷野猿公苑の詳細
- 野猿公苑に行く際の注意点
- 実際に野猿公苑に行きました!
- 野生の猿は、本当に可愛い!!!
- 「スノーモンキー」ギャラリー
- 猿と一緒に温泉に入るのも夢じゃない!
世界で唯一、温泉に入る猿が見れる場所「地獄谷野猿公苑」
この野猿公園は、長野県の北部に位置しています。標高850mの山の中にあるため、一年の1/3は雪に覆われています。
本来、サルたちが暮らすのは、山の奥深く。なかなか近くで観察することは出来ません。そこで、行われたのが餌付けです。また、この野猿公園には大きな柵などはありません。そのため、野生の猿を本当に間近で観察できるよになっています。
地獄谷野猿公苑の詳細
営業時間
夏季(4月ごろ〜10月ごろ):8:30〜17:00
冬季(11月ごろ〜3月ごろ):9:00〜16:00
休苑日はなく年中無休ですが、天候により臨時休苑となることがあるようです。今年も、大雪が降った1月中旬、野猿公園への遊歩道の除雪が間に合わず、2日間休苑となっていました。ホームページでご確認ください。
入苑料金
大人(18歳以上):一般800円、団体(20人以上)680円、年間パス5,000円
子ども(小学生〜高校生):一般400円、団体340円、年間パス2,500円
6歳未満の子どもは、保護者同伴に限り無料です。
アクセス、駐車場
車:信州中野ICから20分、駐車場(上林温泉無料駐車場)あり
バス:長野電鉄長野線湯田中駅から15分(上林温泉バス停下車)またはタクシー
長野駅から約40分(スノーモンキーパーク下車)
飯山駅から約35分(スノーモンキーパーク下車)
駐車場またはバス停から野猿公苑までは、徒歩30分程かかります。
野猿公苑に行く際の注意点
猿に会うまで、山道を約30分歩きます
駐車場についてから、ひたすら遊歩道を歩かなければなりません。30分歩いた先に受付があるので、それも見越し、時間には余裕をもって来ることをオススメします。遊歩道と言っても、舗装されているわけではなく、また階段もあります。なので、ベビーカーや車椅子は使用できません。また、真冬だと道がかなり滑ります。しっかり対策をしましょう。それと、想像以上に疲れるので、出来る限り荷物は少なくして行くことをオススメします。
かなり寒いです
標高が高く、山の中ということもあり、真冬の野猿公苑は昼でも氷点下です。上で述べた通り、野猿公苑まではひたすら歩くので、真冬でも汗ばむくらいなのですが、猿を見ている間、人間たちはじっとしているので、どんどん冷えてきます。本当に寒いです。もっと見ていたいけど、寒くて手が動かず、諦めてしまったぐらいです(;_;)寒さ対策もしっかりしましょう。
野猿公園の猿は『野生の猿』です
なので、たまに凶暴になります(^_^;)。猿同士で喧嘩をしていたりもします。海外の観光客の方が、近寄って写真を撮ってたら、すごい勢いで威嚇してきました。なので、むやみに猿に近づかない方がいいと思います。また、餌を与えないよう注意書きがたくさんしてあります。苑内での飲食も禁止です。
温泉に入っている猿が必ず見れるわけではない
猿たちは寒さしのぎで温泉にやってくるので、やはり暖かい時期はあまり入らないんだそうです。冬の間も、温泉に入らずに餌を探し回る猿たちもたくさんいました。
実際に野猿公苑に行きました!
道はツルツル、べちゃべちゃ
レンタカーで駐車場に着いたのが14:30、平日だったせいか、一番近い駐車場まで行くことが出来ました。そして野猿公苑に向けて歩き始めます。遊歩道の入り口はこんな感じです。ワクワクしますね〜!
遊歩道入口の横には、スノーブーツやウインドブレーカーの貸出等もありました。
こんな感じで、結構ツルツル、べちゃべちゃです(;_;)そして、かなり孤独でした(^_^;)笑
本当に30分かかります
遊歩道を歩いていくと、道の脇に看板が現れ、今の位置を知らせてくれます。
1つ目。まだ割りと元気です。
2つ目。結構歩いたはずなのに、半分来てないぞ…^^;
3つ目。足元が悪い&疲れてきて、下ばっかり見て歩いてた…なので看板を見落としそうだった(^_^;)早く着いてくれ…(切実)。
4つ目。もうどうでもよくなってる…。無心です。
5つ目。ALMOST THEREです!!涙が出そうだった。本当に想像以上に大変でした。道行く人達も、ほとんど会話はありません(笑)。しかし、ここからもまた、少し歩かなければならないので要注意(笑)。
5つ目の看板を過ぎて少し行くと、こんな景色が広がります!
湯気が出ていて、温泉に来た〜!という感じがします!
野生の猿は、本当に可愛い!!!
中に入ると、すぐに猿の姿が!
先程の川が見えてから、さらに少し進み、階段を登るとやっと入り口に到着です。ここで入場料を払います。この時14:55。本当に30分近くかかりました(^_^;)
そして、中に入ると…
いました!!!めちゃくちゃ可愛い!!木の上で、寒さしのぎをしています。親子かな?とっても可愛い!
そして、徐々に猿の姿が見え始めます。
温泉の下流には、餌を探す猿たちが!こんなに近い距離で触れ合えるんです!
メインの温泉へ
温泉の方へ近づくと…
観光客がたっくさん!!!ざっと見る限り、海外の方が6〜7割という感じでした。有名な観光地なんですね!
そして…
いました!!!猿!って、くつろぎすぎやろーー!!!と思わず突っ込みたくなる表情が、また可愛い(*^^*)!
私が到着したときには、15頭ほどの猿が湯につかっていました。しかし、それ以外にも周りに猿がたくさんいます。ちなみに、温泉までの距離は2m程。なので、携帯でもバッチリ撮れると思います。私は主に望遠レンズで撮影しました。
こんなちっちゃい子どもの猿も。
私たちのすぐ横を平気で通っていきます
たくさん観光客がいるのですが、その間を猿たちは平気で通っていきます(笑)。
急に現れるので、結構びっくりします(^_^;)私たちの足元をするする〜っと走っていくのです。本当に間近で猿たちを見ることが出来るんです!
定期的に行われる餌付け
私が到着してしばらくすると、係員の方が餌をばらまき始めました。
猿たちは、もう餌に夢中です(笑)!
必死に拾い集めています。温泉に入ってた猿たちも外に出て、餌を探し始めます。このタイミングで、一度温泉に入っている猿の数が減ります。が、またしばらくすると入り始めます。
この猿は、温泉の中に入った餌を拾って食べてる…。どんだけ貪欲なんや…(^_^;)笑
「スノーモンキー」ギャラリー
ここからは、野猿公苑で撮った写真を紹介します。
「湯加減どうかな。」
(D5500,Nikon AF-S DX VR Nikkor 35mm 1.8G, ISO200, 35mm, ƒ/1.8, SS1/1250)
「みんなまだ餌食べてるのか…。」
(D5500,Nikon AF-S DX VR Nikkor 55-300mm 4.5-5.6G ED, ISO200, 195mm, ƒ/5, SS1/200)
威厳
(D5500,Nikon AF-S DX VR Nikkor 55-300mm 4.5-5.6G ED, ISO200, 240mm, ƒ/5.3, SS1/250)
冬の景色を眺める
(D5500,Nikon AF-S DX VR Nikkor 55-300mm 4.5-5.6G ED, ISO250, 80mm, ƒ/5.6, SS160)
温泉が好き
(D5500,Nikon AF-S DX VR Nikkor 55-300mm 4.5-5.6G ED, ISO250, 220mm, ƒ/5.3, SS1/200)
「かあさんまだかな…」
(D5500,Nikon AF-S DX VR Nikkor 55-300mm 4.5-5.6G ED, ISO250, 240mm, ƒ/5.3, SS1/200)
やっぱり親子
(D5500,Nikon AF-S DX VR Nikkor 55-300mm 4.5-5.6G ED, ISO250, 92mm, ƒ/7.1, SS1/60)
日課の毛づくろい
(D5500,Nikon AF-S DX VR Nikkor 55-300mm 4.5-5.6G ED, ISO250, 72mm, ƒ/7.1, SS1/60)
親子で寄り添う
(D5500,Nikon AF-S DX VR Nikkor 55-300mm 4.5-5.6G ED, ISO250, 86mm, ƒ/6.3, SS1/50)
毛づくろい
(D5500,Nikon AF-S DX VR Nikkor 55-300mm 4.5-5.6G ED, ISO250, 100mm, ƒ/7.1, SS1/60)
これは優しさです
(D5500,Nikon AF-S DX VR Nikkor 55-300mm 4.5-5.6G ED, ISO250, 85mm, ƒ/7.1, SS1/60)
細かいところまで入念に
(D5500,Nikon AF-S DX VR Nikkor 55-300mm 4.5-5.6G ED, ISO250, 86mm, ƒ/7.1, SS1/60)
子を守る
(D5500,Nikon AF-S DX VR Nikkor 55-300mm 4.5-5.6G ED, ISO250, 125mm, ƒ/5, SS1/80)
ここからの眺めは最高
(D5500,Nikon AF-S DX VR Nikkor 18-55mm 3.5-5.6G Ⅱ, ISO250, 55mm, ƒ/5.6, SS1/80)
猿と一緒に温泉に入るのも夢じゃない!
野猿公苑を出て、湯気が出ている川にたどり着くと、ここにも猿たちがいました。
ズームしてみると…
温泉に入っていますね〜!!!
この建物、実は後楽館という、温泉がある宿泊施設で、運が良ければ猿たちと混浴が出来るんです!餌付けをしているわけではないのですが、野生の猿たちが気ままに入りに来るんです!運が良ければ、ですが。日帰り入浴もやっているようなので、冷えた体を温めるのもいいですね。
木の枝で遊ぶ猿にも会いました。そんなことしたら、折れちゃうって〜!笑
とっても楽しい、大満足な1日でした(*^^*)ここからまた30分…。ヘトヘトになりながら宿に帰りました。が、なんと私、翌日もここに来ています(笑)。その様子はまた後日。つづく。